本革と合皮とは?
本革とは、その名の通り本物の革のことを指します。
牛革に限らずブタ革や羊革など、動物の皮からできているものであれば本革と呼びます。
英語では、real lather や genuine leather などと訳されます。
また天然皮革という言葉も、本革と同じ意味を持っています。
本革のメリットは、天然のものであるがゆえに、とにかく劣化しにくいことが挙げられます。
手入れ次第では10年以上もお使いいただけます。
また、経年変化(エイジング)を楽しめることも大きなメリットです。
月日が経過するとともに、一層味わい深い唯一無二の製品に仕上がります。
さらに通気性が高いので靴などにはおすすめです。
ただ注意点として、水気や湿気に弱いので気をつけておく必要があり、濡れてしまった場合は早めに乾拭きすることをおすすめします。
革の種類にもよりますが、手入れが必要な場合もあるので手間になることもあり、天然素材なので合皮に比べて高価です。
合成皮革のメリットとは、なんと言っても安価で手に入ることです。
また元々はビニル素材なので水を弾き、手入れが要らないことも本革に比べるとメリットと言えそうです。
合成皮革のデメリットは、3年程度でボロボロになってしまう加水分解とよばれる症状が起こることや、柔軟性や通気性が低いこと以外にも、
天然の素材ではない為、決して土に還ることはなく、焼却が必要になります。
その際に、石油製品でもある合成皮革は燃焼の際に有害物が出てしまったり、製造までの過程でマイクロプラスチックが河川や海に出てしまう可能性があることです。
また、地球環境や人体にも悪影響を及ぼす可能性があります。
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