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レザーアイテム保管の仕方

お気に入りのレザーアイテムを、好きなときに最高のコンディションで使うためには、保管のときこそ気を抜かないことが不可欠です。

保管のポイントは、しまう前にきちんとケアを施すことと、保管の際の型崩れに留意することです。

汚れをきちんと取り除き、防虫、防湿、防臭などの策を講じたうえで、そのアイテム本来のキレイな形をキープしつつ収納することが大切です。

保管する前にするケアは8つあります。

1ブラッシング

馬毛のブラシを使用して毛穴に詰まった汚れを掻き出していくようなイメージで縫い目などに詰まった汚れも取り除きましょう。

2スプレークリーナー

スプレー式のクリーナーを吹きつけ、クロスで押し付けてから拭き取っていきます。

ポイントとしては、汚れをとるのは革にとっては負担なので、無理にこすろうとしないことです。

3クリームクリーナー

スプレークリーナーで浮き出た汚れを、さらにクリームクリーナーで取り除いていきます。

クリームの量としては、表面を触っても、クリームがついているかわからないくらい少量で塗りすぎは禁物です。

4防水スプレー

最後の仕上げに防水スプレーをかけます。

いきなり吹き付けて液がボテッとつくとシミになることがあるので、何もないところで吹き始め、そのまま革の上に移動させると上手にできます。

5中のゴミをはたきます

知らないうちに、意外に汚れてしまうのが鞄の中なので、逆さまにしてゴミをはたきましょう。

毎日使う鞄もたまに中身を空にして、ホコリやゴミをためないようにする努力が大切です。

6防臭スプレー

仕上げに防臭スプレーをシュッとひと吹きしておくと嫌な匂いが防げます。

中面が汚れているようであれば、先に中性洗剤をうすめたものを固く絞って叩くように拭き取っておきます。

7中材を詰める

新聞紙のままだとインクの色移りがあるので、不織布に新聞紙を詰めた中材をカバンの中に入れ、最後に湿気取りも入れておくとカビ予防に効果的です。

8吊るして保管

鞄のキレイな形をキープするためには吊るして保管するのがベストです。その際には、細いフックや針金ハンガーは避け、持ち手の形状に合わせたものを選ぶのが大切です。

このように保管して長く大切に革を使ってください。

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